吉丁繪 齋藤幹夫 ふとしかす京の準絶滅危惧は東土龍も東男も 吾妹子よ外へな出でそそこここに五月蠅なす神おはしたまふに 老いてなほ火遊び むかし» PDFで読む祖母 に蘆薈 を塗られたりし思ひ出 金龍山淺草寺鬼燈市に 百二十六年後にも再 た 楡に吉丁蟲 繪柄のアロハシャツの彼奴 髭風吹いて罷り越したり 赫耀と照れる水面 のうらがはに男寡婦の鮎竝 默し 大丈夫下戸の慣らひと出したるは手土産の菓子「鵲の橋」 戀の成就に次ぐほど嬉し尻高貝 の暗綠の肝するり拔けたり 默阿彌の『怪談小幡小平次』を觀てさういへばけふは衝 突 入 天地始めて肅し西陽に傾きつ極東に仰 け反 りし日本
2012年11月19日月曜日
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