有翅卵生 風花銀次 冷やし瓜なまなかに冷え世紀末 とざいとうざいわが謹製の兒が步く 炎天倶に戴きて父子蒸發す 秋ぞろ〴〵と筋肉から筋肉へ 句碑の句が消えつゝありて良夜かな なが〳〵と神の留守居の木蔦かな 日出處ひいづるところの寒の烏を見にゆかむ 花の木はまだしづかなり初舞臺 らうたしや夢見月的夢のひと 春陰の卵生の父子わらはざり
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